片手鍋

ある精神障碍者による、セルフケアと生活設計のためのブログ

このブログでは初めまして

7年ほど前にはてなダイアリーをやっていたことはあったんですが、戻ってまいりました。

統合失調症の当事者です。このブログでは、自分の出来ること・出来ないことや、生活している上で気づいた事柄などを記述していこうと思います。精神障碍者の生活といっても人それぞれですが、少しでも同じ立場の人の参考になればと思っております。

まず思いついたことから。わたしはひとり暮らしができません。過去に10年ほどしていたことはあったのですが、どうも破綻気味でした。

どういうことかというと、まず部屋の掃除ができません。忘れた頃にざーっとやって、あとは放置。まあ汚部屋住まいの人なんて世間にいくらでもいるとしても、今度は自炊ということができません。というか、料理自体はできるのですが、毎日ちゃんと朝昼晩、いや昼は外食するとしてもせめて朝晩くらい、ちゃんと自分で作って食べる、ということができないのです。そうすると必然的に外食とかコンビニとかになります。金銭的に困ります。さらに言うと、起床・就寝時刻を一定にすることができません。昼夜逆転なんていう生易しいものではなく、あるときは普通に朝起きて夜寝られても、しばらくすると起床時刻が後へずれこんできて、いわゆる昼夜逆転の時期をへて最終的には夕方就寝午前3時起床、みたいな感じになってました。これで困るのがごはんを食べに行けないことです。まだ外が暗いので。

そんなこんなで、全体的に「自分の生活で何か(起床時間でも食事を作ることでも)を決めて、それに従って生活する」ということがいちじるしくできないようです。

今は親と同居ですが、掃除はしなくても何とかなってます(年に一度の大掃除は自分の部屋だけする)。食事は夕飯を週に3回だけ、家族の分も作ってますが、ほかは人任せです。就寝時間は、薬を飲まないと眠れなくなった関係で、一応ちゃんと夜には眠っています。それで生活は何とか回っていますが、親がいなくなった後のことを考えるとちょっと困る。どこからどこまでを自分でやって、ほかの人に頼みたいことは何か、頼める先があるのか、そういったことを考えておかなくてはなりません。