片手鍋

ある精神障碍者による、セルフケアと生活設計のためのブログ

文章書きとわたくし

ブログを始める前には、他人に見せない文章を毎日書いていました。日にもよりますが多い日で1日15000字とか。1年と数か月続けたら、ある日突然書けなくなって、それから精神状態が一気に悪化しました。

その後はてなダイアリーの方でブログを始めました。最近になって久々にその頃の文章を読み返しましたが、これほどまでにまとまったものが書けていたのかとちょっと感動しました。原稿用紙にして6~7枚くらいの文章で、3日に1回更新していたら、1年後に突然鬱になりました。

そのブログをやめてから6年ぐらい経って、今のブログを始めました。文章量は1000字前後、週1回更新、あまり深い文章は書けません。以前と比べるとだいぶ書く能力は落ちましたが、まあ今のわたしには相応か、という感じです。

限界を知らずにやり過ぎると確実に精神状態が悪化し、そうすると確実に能力が落ちる、ということがわかってきました。今くらいの負荷だと、無理をしているという感じではありません。まあ続くうちはぼちぼち続けようか、と思っています。

ひとつ以前とだいぶ違うのは書く内容です。以前のブログでは内容を限定せず、まあ多いのは趣味の音楽のこととジェンダー/セクシュアリティ系の事柄で、そのときタイムリーな話題にもわりと食いついていました。それでその筋のわりと有名な書き手の方のアンテナに入れてもらったり、そういうこともおそらくあってわりと読者がついたんですね。今のブログの内容はほぼ障害のことに限定しています(この先どうなるかはわかりませんが)。時事的なことも書いていません。おかげでかなり地味な、承認欲求がどうのこうのとかとはかなり無縁なブログ生活を送っていますが、まあそれはそれでいいか…と、ここまで書いたあたりで力尽きるのが現在のわたくしでございます。